DVDオーサリング
オーサリングとは
ビデオや音声やメニュー用グラフィックなどの素材を組み合わせて、DVDプレイヤーやパソコンで再生できるようにプログラミングし、規格に準拠したDVDディスクを作成する工程がオーサリングです。
マスターテープをDVD用の形式(MPEG2形式)にエンコードし、メニュー画面・ボタン設定、チャプターポイント、音声・字幕等の選択機能、コピープロテクト・リージョンコード設定を行います。
受け入れ可能マスター
- HDCAM
- HDV
- DVCAM
- デジタルベーカム
- ベーカム
- DVCPRO25
- ミニDV
- DVD-R
- ハードディスク(Windows・Mac)
設備
- MPEG-2リアルタイムエンコーダー
- Mitsubishi EN-250 Pro (マニュアルVBR対応)
- ドルビーデジタル(AC-3)
リアルタイムエンコーダー - Zapex ZP-100 (5.1ch対応)
- DV-CAM/DVC-PRO/miniDV
- SONY DSR-2000
- デジタルベータカム
- SONY DVW-510
- ベータカムSP
- SONY UVW-1400A
- HD-CAM
- SONY HDW-D1800
- HDV
- SONY HVR-1500A
- MTR
- TASCAM DA-88
- 字幕システム
- カンバス社 SST字幕システム
- オーサリングソフトウェア
- Sonic Solutions Scenarist Professional
Advanced
- DVD-Rレコーダー
- Pioneer (DVD-R for Authoring)
DVD-R for General
- DLTテープドライブ
- DLT4000
DLT7000
- デザインソフトウェア
- Adobe Photoshop
Adobe Illustrator
Adobe Premiere
Adobe AfterEffects
- 編集ソフトウェア
- Adobe Premiere
Adobe AfterEffects
Thomson-Canopus EDIUS Pro
納品までのスケジュール
メニュー画面作成
構成が決定した後、Photoshopでデザインします。 ※ご支給も承ります。
エンコード
映像はMPEG-2ファイルに、音声はAC3ファイル等に変換します。
オーサリング
DVDへメニュー画面・ボタン、チャプターなど様々な機能を付加します。
検証盤作成
内容確認用DVDを作成し、お客様にもご検証いただきます。
マスター作成
- プレス用:HDD(ハードディスク)
- コピー用:BD-R
データ作成時の注意
映像素材のデータ支給形式
DVDオーサリング時にデータでご支給いただく場合は、以下の形式でご支給いただけると幸いです。
以下のいずれかでお願いいたします。
AVI(Microsoft DV)
ビデオ設定
- 圧縮
- Microsoft DV
- フレームサイズ
- 720 x 480
- フレームレート
- 29.97( 30000/1001)
- ピクセル縦横比
- 1.2000
- フィールドオーダ
- トップフィールドファースト
オーディオ設定
- レート
- 48000Hz
- 形式
- 16 ビット
- チャンネル
- 2
QT(Apple QuickTime)
ビデオ設定
- 圧縮
- DV/DVCPRO - NTSC
- 品質
- 最高
- スキャンモード
- インターレース
- アスペクト比
- 16:9
- サイズ
- 720×480(853×480)
オーディオ設定
- フォーマット
- 非圧縮
- レート
- 48kHz
- サンプルサイズ
- 16
- 出力
- 2
DVDメニューの作成条件
- サイズは640x480pixelで作成してください。
- 「タイトルセーフティライン」より内側に文字やボタンを配置してください。
- 「シーンセーフティライン」より外側はテレビの縁で隠れる可能性がありますが、背景画像などは画面いっぱいに敷いてください。
- 「解像度は72dpi。
- 「色モードはRGB。
- 「ファイル形式はPSD。
- 「文字やボタンのレイヤーは分けたままでお願いします。(統合しない)
- 「フォントは大きめ&太目で。
- 「白っぽいよ個線は特にチラつくので、なるべく避けてください。またはボカしてください。(白い小さい文字なども)
- 「ボタンの通常時、選択時、決定時の色を考えながら、文字やボタンの色を決めてください。
- 「通常時に対して、選択時は上から透明度のある色をかぶせるという考え方でお願いします。
- 「WEBのロールオーバーのように、絵を切り替えることはできません。
- 「また、通常時より選択時や決定時の方が濃い色になるようにしたほうが仕上がりが綺麗になります。
- 「被せる色のエッジにアンチエイリアスをかけられないからです。